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すずちゃん伝説は続く

夏休み期間中、「噛みつきイルカ」として、日本一有名なイルカになってしまった、すずちゃんは、現在も(12月時点)福井県にいる。


とはいえ、目撃情報は続いても、そもそも海水浴シーズンが終わればトラブルは起きないだろう、イルカの話題は無くなるだろうと思われたが、そうはならなかった。


9月、福井県東尋坊で海女漁に影響が出て、11月に入ってからも、(何の目的で冬海に入ったか不明であるが)美浜町で「県外から来た60代男性遊泳客」が軽傷を負う。


けれども、9月4日毎日新聞「カミツキイルカはカミノツカイ?」以降、すずちゃん贔屓の新聞・テレビ(加賀市片野海岸で甘噛みされた若い男性が、すずちゃんを庇う発言をした)が続いた。すずちゃん名付け親として筆者も取材に応じた。


一方、すずちゃんの再来を待ち望む珠洲市三崎町寺家では、


10月1日、須須神社で、観光ボランティア団体のイルカ伝説勉強会


3日、117年前(明治38年)に奉納された輪島塗のイルカ大杯発見


4日、大鳥居前海にイルカ群れ10頭(別の個体)現れる(翌日北国新聞掲載)


19日、須須神社に「不思議な来客」

金沢から来た、その若い男性は、社務所に押しかけてきて、「偉い人に会わせて下さい。僕は福井の海でイルカに噛まれたんです」、話を聞いてみると、「実は感謝してるんです。噛まれてから良いことが起きた。霊的能力を授かった。あのイルカは本当に神の使いだ」「僕は○○で神道のことは何も分からないが、これから勉強したい。また来ます」


21~23日、「スズシアターミュージアム」で来年の奥能登国際芸術祭に向けてのプレイベント、朗読劇「珠洲の夜の夢」(北村有起哉主演)にも、すずちゃんをモデルにしたイルカが重要な役で登場した。


「噛みつきイルカ」は、「神つきイルカ」だったようだ。


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